リエトゥヴィシュカス・ミドゥス
リトアニア > カウナス郡 > スタクリシュケス(Stakliškės)
(蜂蜜酒 / リキュール)

蜂蜜酒(ミード)

天然蜂蜜と国産ハーブからできるリトアニアの伝統的お酒ミード。英国王室から特許を与えられたリトアニア国家遺産。アルコール12%で食前食後にぴったりの甘い蜂蜜酒。
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国産天然蜂蜜とジンにも使われるジュニパーベリーを原料にした蜂蜜酒ミード。アルコール14%でバランスの良い甘さが特徴の銘柄

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伝統的レシピで醸造されリトアニア旧首都の名を冠した蜂蜜酒ミード。オークの木の実を使用してわずかにビターなアルコール15%の銘柄。

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スッキリした甘さと喉ごしで楽しむアルコール6%の蜂蜜酒セッションミード。中世時代にパブで実際に親しまれたとされる低発酵度の味を再現。

リキュール

蜂蜜とハーブ14種の蒸留酒から造られるアルコール50%の「ミードネクター」。リトアニア国家遺産に指定されるカクテルベースにも最適なリキュール。

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高栄養価でスーパーフードとも呼ばれるビーポーレンと蜂蜜健康食品プロポリスを原料にしたリキュール。リトアニア薬学教授が自身の健康のために開発した世界唯一の銘柄。
ミードって何?

「ミード」は蜂蜜と水を発酵させてできる世界で最も古い蜂蜜のお酒。中でもリトアニア産のミードはハーブを用いた特殊な製法です。甘味料、香料、着色料は使用せず国産蜂蜜の甘みと国産ハーブの香りをそのまま活かして醸造されリトアニア国家遺産に指定される伝統的なお酒です。

ミードは「ハネムーン」の語源とも言われています。中世ヨーロッパではたくさんの子宝を育むと信じられ、 新婚夫婦は満月(Moon)のたびにミード(Honey)を飲んで子作りに励んだという伝統的慣習がその由来とされています。 この伝説は固く信じられていてミードを嫁入りの持参金として新婦に持たせる父がいるほどでした。

今から約9000年前、日本では縄文時代にあたるこの頃に蜂蜜のお酒「ミード」が作られ始めました。これがお酒の起源と言われていて、熊が荒らした蜂の巣に溜まった雨水が発酵してお酒になり、たまたまそこを通った狩人がそれを飲んだのが始まりというエピソードがありその歴史の深さを物語っています。
 

メソポタミア文明やヒンドゥーの聖典にもその存在が記されています。
 
バルト地域ではギリシャの地理学者で哲学者のストラボン(紀元前64〜24年)が残した書物に「バルト海沿岸の種族が蜂蜜と穀物を用いて飲み物をつくっていた」とあります。
 
16世紀のヴィリニュスではミード30樽が毎週消費され、中には自らの醸造所を持つ貴族もいるほどでした。ミードはリトアニアのおとぎ話や童謡に頻繁に登場し、葬式や宗教的儀式や宴などで振る舞われていました。

世界最古のお酒として長い歴史を持つミード。「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリーポッター」などのファンタジー映画や歴史を描いた文学作品にはよく登場しています。アクションRPGゲーム「Skyrim(スカイリム)」ではキーアイテムとして登場し、古代ヨーロッパをイメージした作品ではよく見かけるお酒でもあるのです。

 
「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する王国ローハンでは、高貴な宴会場および王室としてミードホールが描かれています。遠方から金色に光る華やかに飾り付けられたミードホールは尊大な地位と権力の象徴でした。映画「ハリーポッター」では魔法薬学のスラグホーン教授のお気に入りのお酒でもありましたね。
 
14世紀のイギリス詩人ジェフリー・チョーサーによる「カンタベリー物語」では町民馴染みの味として描かれ恋人への求愛に捧げられ、英文学最古の著書の一つとされる叙事詩「ベオウルフ」ではミードホール(宴会場)を襲撃したモンスター・グレンデルに主人公ベオウルフが戦いを挑んだ一節があります。
 
ヨーロッパ圏では歴史と共にミードがあったことが伺えます。次回、古代ヨーロッパを舞台にした映画を見る際は宴会シーンのお酒に注目してみるのも面白いかもしれませんね。

エリザベス1世、シバ女王、ソロモン王、クレオパトラなどなど。歴史に名を残す王や女王に愛飲されてきたことでも有名なミード。
 
16世紀のイギリス女王であったエリザベス1世はローズマリー、タイムなどのハーブを使用した「メセグリン」という種類のミードを愛飲していました。ハーブの効果が健康にも有効に働くそうで、紅茶大国イギリスらしいエピソードでもあります。
 
ウェールズ語のMeddygHealing/癒し)+LlynLiquor/酒)から成るMeddyglynMetheglin/メセグリン)に由来し、薬を意味するMedicineの語源と言われているミードです。

 
また、触れたものを黄金に変える力を持つギリシャ神話のミダス王の墓がトルコで発掘され、その墓から出土した杯にはミードの成分が残されていました。シバ女王とソロモン王、クレオパトラなど歴史にその名を刻む人々のお気に入りの飲み物だったのです。
 
こうして飲み継がれてきたこと、それこそが蜂蜜酒「ミード」の 歴史なのです。

ブルワリー情報

1959年

リエトゥヴィシュカス・ミドゥス社創立

1972年

英国王室からの特許取得

2002年

料理遺産に指定(Culinary heritage)

2012年

国家遺産に指定(Lithuanian heritage)

2013年

EUの地理的表示保護(PGI)に指定

2015年

ビール&ウィスキーフェスで銀賞獲得

リトアニア国家遺産

バルト三国でミードを醸造しているのはリエトゥヴィシュカス・ミドゥスのみ。
 
特定の場所で取れた天然の原料を使用する伝統的製法で醸造されるリトアニアの蜂蜜酒(ミード)は2002年に料理遺産、2012年に国家遺産に指定されました。中でもミード「スタクリシュケス」は2013年にEUの地理的表示保護(PGI)に指定されたバルティック・ミードの代名詞的存在です。
 
その他にも、リトアニア製品の年間大賞で7つの金メダルを獲得、バルト地域の飲食品展示会”Agro Balt”で6つのメダルを獲得するなど国際的にも評価され始めています。また醸造所そのものも2008年に知的創造力の革新に貢献したとして世界知的所有権機関より表彰されました。
 
2015年にはスウェーデンで開催されたビール&ウィスキーフェスティバルで賞を受賞するなどリトアニア産の蜂蜜酒は国境を超えて高まっています。
 

英国王室特許

なぜリトアニアの蜂蜜酒が評価されるのか?それには理由があります。
 
蜂蜜酒とは蜂蜜を発酵させてできるお酒ですが、リトアニアの蜂蜜酒はそこに国産ハーブを加えることで上品でユニークな香りと味わいに仕上げているのです。
 
この珍しい銘柄は1969年にイギリスへの輸出の話が上がりました。16世紀に即位していた女王エリザベス1世がミード愛飲家なのは有名な話でハーブを用いた「メセグリン」と呼ばれる蜂蜜酒のオリジナルレシピを持っていたほどでした。
 
メセグリン同様にハーブを用いたユニークな製法のリトアニアミードは、1972年に英国王室から特許を与えられることになります。特許を与えたのは同じくエリザベスの名を持つ女王エリザベス2世でした。
 
これを受けてリトアニアミードの評価はヨーロッパを中心に広がり国際的なものになったのです。
 

英国女王 エリザベス2世から与えられた
リトアニアミードの特許状 

 

アジア初上陸

天然原料を用いた伝統的な醸造方法で「リトアニア国家遺産」「英国女王エリザベスII世からの特許」「EU地理的表示保護(PGI)」とEU圏で高評価を得てリトアニアのアイデンティティとして確固たる地位を築きました。
 
現在、バルト三国の他に「アメリカ」「イギリス」「アイルランド」「ポーランド」「スウェーデン」「チェコ」「アフリカ諸国」に進出。今回の日本初上陸はつまり「アジア初上陸」を意味します。
 
「国家遺産」「英国王室特許」と肩書きだけでもその珍しさがわかるリトアニアミード。ぜひご自身でその味わいと歴史をお確かめください。

公式動画

リトアニア国家遺産の蜂蜜酒
【日本語字幕版】
バルト三国唯一の蜂蜜酒ブルワリー
【日本語字幕版】

カクテル・フードレシピ集

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