リエトゥヴィシュカス・ミドゥス(リトアニア・ミード)
リトアニア > カウナス郡 > スタクリシュケス(Stakliškės)
(ミード / ミードネクター)

ミード(蜂蜜酒)

<アジア初上陸>
天然蜂蜜と国産ハーブからできるリトアニアの伝統的お酒ミード。英国王室から特許を与えられたリトアニア国家遺産。アルコール12%で食前食後にぴったりの甘い蜂蜜酒。

リキュール

<アジア初上陸>

蜂蜜とハーブの蒸留酒で作られるアルコール50%のリキュール。欧州では「ミードネクター」という特殊なお酒に分類され、カクテルベースや料理・お菓子作りにも最適。

アジア初上陸記念キャンペーン

ミード(蜂蜜酒)
蜂蜜と水を発酵させてできる世界で最も古いお酒「ミード」。中でもリトアニア産のミードはハーブを用いた特殊な製法です。甘味料、香料、着色料は使用せず国産蜂蜜の甘みと国産ハーブの香りをそのまま活かして醸造されリトアニア国家遺産に指定される伝統的アルコール飲料です。
ミードは「ハネムーン」の語源とも言われています。中世ヨーロッパではたくさんの子宝を育むと信じられ、新婚夫婦は満月のたびにミードを飲んだという伝統的慣習がその由来とされています。この伝説は固く信じられていてミードを嫁入りの持参金として新婦に持たせる父がいるほどでした。

9000年前から存在

今から約9000年前の紀元前7000年頃、日本では縄文時代にあたるこの頃に蜂蜜のお酒「ミード」が作られ始め、これがお酒の起源と言われています。熊が荒らした蜂の巣に溜まった雨水が発酵してお酒になり、たまたまそこを通った狩人がそれを飲んだのが始まりというエピソードがありその歴史の深さを物語っています。

 
シュメール人やヒッタイト族(メソポタミア文明)の頃にも存在を示唆する記述があり、最古の歴史ではヒンドゥーの聖典にその存在が記されています。
 
バルト地域ではギリシャの地理学者で哲学者のストラボン(紀元前64〜24年)が残した書物にミードの記述があります。バルト海沿岸の種族が「蜂蜜と穀物を用いて飲み物をつくっていた」とあります。
 
16世紀のヴィリニュスではミード30樽が毎週消費され、中には自らの醸造所を持つ貴族もいるほどでした。ミードはリトアニアのおとぎ話や童謡に頻繁に登場し、葬式や宗教的儀式や宴などで振る舞われていました。

多くの古典文学にも

世界最古のお酒として長い歴史を持つミード。「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリーポッター」などの有名な作品をはじめ、歴史を描いた文学や映画などには当然のごとく頻繁に登場します。
 
J・R・R・トールキンの著書のほとんどの舞台となったMiddle-earth(中つ国)でもミードは登場していて、中でも「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する王国ローハンでは、高貴な宴会場および王室としてミードホールが描かれています。遠方から金色に光る華やかに飾り付けられたミードホールは尊大な地位と権力の象徴でした。映画「ハリーポッター」では魔法薬学のスラグホーン教授のお気に入りのお酒として登場するなど、
 
14世紀のイギリス詩人ジェフリー・チョーサーによる「カンタベリー物語」では町民馴染みの味として描かれ恋人への求愛に捧げられ、クラレット(赤ワイン)にハチミツを加えて刺激を強めたとの記述もあります。英文学最古の著書の一つとされる叙事詩「ベオウルフ」では、ヘオロットと名付けられた大衆のミードホール(宴会場)を襲撃したモンスター・グレンデルに主人公ベオウルフが戦いを挑んだ一節があります。
 
ヨーロッパ圏では歴史と共にミードがあったことが伺えます。次回、ヨーロッパの歴史ものの映画を見る際には宴会のシーンに注目してみるのも面白いかもしれません。 

数々の王・女王を魅了してきた飲み物

エリザベス1世、シバ女王、ソロモン王、クレオパトラなどなど。歴史に名を残す王や女王に愛飲されてきたことでも有名なミード。そうして飲み継がれてきたことでミードそのものの歴史も培われてきたのかもしれません。
 
16世紀のイギリス女王であったエリザベス1世はローズマリー、タイムなどのハーブを使用した「メセグリン」という種類のミードを愛飲していました。ウェールズ語のMeddygHealing/癒し)+LlynLiquor/酒)から成るMeddyglynMetheglin/メセグリン)に由来し、薬を意味するMedicineの語源と言われているミードです。ハーブの効果が健康にも有効に働くそうで、紅茶大国イギリスらしいエピソードでもあります。
 

 

また、触れたものを黄金に変える力を持つギリシャ神話のミダス王の墓がトルコで発掘され、その墓から出土した太古の盃にはミードの成分が残されていました。シバ女王とソロモン王、クレオパトラなど歴史にその名を刻む人々のお気に入りの飲み物だったのです。エチオピア産のテッジ(Tej)と呼ばれるミードは西暦300年代から現在もなお大衆の飲み物として親しまれています。
 
飲み続けられてきたこと、それこそが歴史なのです。

ブルワリー情報

1959年

リエトゥヴィシュカス・ミドゥス社創立

1972年

英国王室からの特許取得

2002年

料理遺産に指定(Culinary heritage)

2012年

国家遺産に指定(Lithuanian heritage)

2013年

EUの地理的表示保護(PGI)に指定

2015年

ビール&ウィスキーフェスで銀賞獲得

英国王室特許

社名の「リエトゥヴィシュカス・ミドゥス」は"リトアニアの蜂蜜酒"という意味。1959年にスタクリシュケスの小さな町でミード醸造が始まりました。
 
そのパイオニアであるアレクサンドラス・シンケヴィチュウスは「ダイナヴァ」と呼ばれる最初のミードを完成させました。わずか800リットルで始まったミードは2年後には3万リットル醸造されるまでになりました。
 
1969年、リトアニアミードが国に認められその銘柄をヨーロッパ各国へ広げる動きがあり、その対象として特に目を向けられたのがイギリスでした。16世紀に即位していた女王エリザベス1世がミード愛飲家で、ハーブを用いた「メセグリン」と呼ばれる種類のミードのオリジナルレシピを持っていたのは有名な話。
 
メセグリン同様にハーブを用いたユニークな製法のリトアニアミードは、1972年に英国王室から特許を与えられることになります。特許を与えたのは同じくエリザベスの名を持つ女王エリザベス2世でした。
 
これを受けてリトアニアミードの評価は国際的なものになったのです。
 

英国女王 エリザベス2世から与えられた
リトアニアミードの特許状

 

リトアニア国家遺産

現在、バルト三国でミード製造をしているのはリエトゥヴィシュカス・ミドゥスのみ。
 
特定の場所で取れた天然の原料を使用する伝統的製法で2002年に料理遺産、2012年に国家遺産に指定されました。中でもミード「スタクリシュケス」は2013年にEUの地理的表示保護(PGI)に指定されたリトアニアの代名詞的存在です。
 
その他にも、リトアニア製品の年間大賞で7つの金メダルを獲得、バルト地域の飲食品展示会”Agro Balt”で6つのメダルを獲得するなど評価されています。リエトゥヴィシュカス・ミドゥス自身も2008年に知的創造力の革新に貢献したとして世界知的所有権機関より表彰されました。
 
2015年にはスウェーデンで開催されたビール&ウィスキーフェスティバルで賞を受賞するなどリトアニア産ミードの人気は国境を超えて高まっています。
 

アジア初上陸

天然原料を用いた伝統製法で「英国女王エリザベスII世からの特許」「リトアニア国家遺産」「EU地理的表示保護(PGI)」とEU圏で高評価を得てリトアニアのアイデンティティとして確固たる地位を築きました。
 
現在、バルト三国の他に「アメリカ」「イギリス」「アイルランド」「ポーランド」「スウェーデン」「チェコ」「アフリカ諸国」に進出。今回の日本初上陸はつまり「アジア初上陸」を意味します。
 
「国家遺産」「英国王室特許」と肩書きだけでもその珍しさがわかるリトアニアミード。ぜひご自身でその味わいと歴史を感じてください。

公式動画

リトアニアミード・伝統と歴史
【日本語字幕版】
リトアニアミード社の歩み
【日本語字幕版】
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